平成29年度地域包括ケア人材養成コース集中講義・修了式が行われました
3月17日~18日、平成29年度地域包括ケア人材養成コースの最後の集中講義と修了式が行われました。集中講義では、地域包括ケアに関連する施設見学と介護予防事業への参加についてまとめていただく発表、地域ケア会議もしくはサービス担当者会議でケアマネジメントを実践したケースに関するグループ討議を行いました。 受講者全員が熱心に本コースに取り組んだ成果が出ていました。また、受講者が所属する近隣施設での実習ということもあり、コース終了後も継続して地域活動に参画していくことができればと思っております。 修了式では、43名が本コースを修了しました。受講者同士のみならず地域との繋がりもでき、非常に有意義なコースを展開することができました。本コースは来年度が最終年度となります。ご協力いただいた皆さまからのご指導のもと、内容を見直しながらより充実したコースを展開できるよう取り組んでいきたいと思います。 平成30年度コースでも、たくさんのご応募をお待ちしております。
2017.12.02
臨床指導者養成教育コース推進フォーラムが開催されました
12月2日(土)、「理学療法士・作業療法士指定規則改定に伴う臨床実習の課題と展望」と題して、臨床指導者養成教育コース推進フォーラムを開催いたしました。 日本理学療法士協会から中川 法一先生、日本作業療法士協会から澤 俊二先生をお招きし、それぞれ「理学療法・作業療法における臨床教育の課題と展望」についてご講演いただきました。現状の臨床実習の課題を提示したうえで、指定規則改定の背景や、卒後につながる臨床実習の具体例として、CCSを用いた学生指導等についてわかりやすくお話ししていただきました。 最後のディスカッションでは、実際の実習施設で直面する課題とそれに対する解決策について臨床実習現場の先生方、養成校の先生方と活発な意見交換を行うことができ、大変有意義な時間となりました。寒さが深まる中、87名の方にご参加いただきました。皆さまありがとうございました。
2017.11.18~11.19
地域包括ケア人材養成コースで集中講義を開講しました
平成29年11月18日,19日に地域包括ケア人材養成コースの集中講義を開講しました。11月18日の「地域診断」では講義とグループワークを通して集団データを使用し、地域の特色を把握する演習を行い、「施設におけるマネジメント」・「サービス担当者会議におけるマネジメント」というテーマでは、1つの症例についてケアマネジメント行う上で大切なことを学びました。11月19日の「介護予防事業の地域における実践例」では長崎市のPT・OT、新上五島町、地域の自主活動、平戸市それぞれで取り組まれている地域の介護予防事業の実践例について学びました。各地域の特色を持ちながら、それぞれ地域に根差した取り組みをされており大変勉強になりました。 地域人材養成コースの集中講義も残すところ3月の総括のみとなりました。実習も含め、受講生の皆さまと頑張っていきたいと思います。
2017.10.18/25/11.1
チーム医療実践教育プログラムとして共修授業が行われました
チーム医療について学ぶことを目的として、保健学科2年次では、医学科、長崎純心大学現代福祉学科(学生計283名)との共修授業が3回にわたって行われました。1回目は講義、2~3回目は事例検討を行いました。事例検討は4教室に分かれ、割り振られた一事例についての検討を行いました。2年次生は、まだ専門的知識は十分ではない時期ですが、事前学習や他学科から提供される知識をお互いに共有し、事例の目標に向けた検討ができていたように思います。今後、 2年次という早期にこのようなチーム医療を学ぶ機会をもつことは、今後、各職種の専門性を増していく中でもチーム医療の考えを育む一助になると考えています。ご協力いただいた先生方、ありがとうございました。
2017.09.30~10.01
平成29年度地域包括ケア人材養成コース 集中講義が開催されました
平成29年9月30日のオリエンテーションに引き続き、さっそく集中講義が開催されました。9月30日(土)には、「地域リハビリテーションについて」、「長崎県における地域包括ケア構築に向けた取り組み」の講義が行われ、翌10月1日(日)には「介護予防事業における評価について」ということで、地域での活動において重要と思われる「運動器」、「認知」、「口腔」、「栄養」について演習が行われました。グループで活動する中で、積極的な意見交換や講師への質問がなされていました。 次回集中講義は11月18日(土)・19日(日)に開催される予定です。
2017.09.30
平成29年度地域包括ケア人材養成コースが開講しました
平成29年9月30日、41名の新規受講者を迎え平成29年度地域包括ケア人材養成コースが開講しました。同日、長崎大学医学部保健学科において、受講オリエンテーションが開催され,本コースの内容や実習についての説明が行われました。昨年度に引き続き2期目の開講となる今年度コースは、昨年度の振り返りをもとに、カリキュラムやシステムの見直しを行ってまいりました。今年度も、受講者のみなさまからご意見をいただきながらより充実したコースとなるよう努めてまいります!
2017.09.22~09.24
第51回日本作業療法学会で本事業について報告しました
平成29年9月22日~24日に東京で開催された第51回日本作業療法学会において、磯助教が『文科省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」事業における長崎大学の取組 ―臨床指導者養成教育コースの効果―』と題してポスター発表を行いました。参加された他養成校や臨床で働く作業療法士の方と有意義な意見交換ができました。今後も本事業の周知・波及のため積極的に取組み内容やその効果を発信していきたいと思っています!
2017.09.16
平成29年度臨床指導者養成教育コース修了式が行われました
臨床指導者養成教育コースのOJT・実習モニタリング演習および修了式が開催されました. 演習では,実際に臨床実習指導を行なっての工夫点や課題についてグループワークで共有,意見交換を行いました.様々な視点からの意見が多くだされ,とても有意義な時間となりました.今後の臨床実習に活かしていただくとともに,本学としても,よりよい臨床実習となるよう養成校としても努めていきたいと考えています. 修了式では,今年度38名のPT・OTの先生方が修了され,田中学科長から修了証書が手渡されました. PT協会,OT協会の生涯学習のポイントもそれぞれ付与されております. 受講者のみなさま,また,受講に関しご協力をいただきました各施設のスタッフのみなさま方に感謝申し上げます. 本コースは次年度も(~30年度)も継続予定です. 次年度4月1日の開講に向け,今年度を振り返りより充実したコースをご提供できるよう努める次第です.次年度の受講者募集は1月~2月頃の予定です. 今後ともよろしくお願いいたします!
2017.08.26
「高度リハビリテーション専門職の養成 長崎大学×大阪府立大学 合同フォーラム」が開催されました
平成29年8月26日(土)長崎大学医学部 良順会館ボードインホールにて、「地域包括ケアシステムに貢献できるリハビリテーション専門職養成に向けた取り組み」をテーマとしてフォーラムを開催いたしました。大阪府立大学の樋口 由美先生をお招きし、文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」に採択された大阪府立大学の取り組みや成果、将来構想についてご講演いただき、本大学の事業推進担当者と事業の進捗状況や今後の課題について意見交換をいたしました。その後のシンポジウムでは、長崎県の行政、地域包括支援センター、平成28年度地域包括ケア人材養成コース受講者、それぞれの立場から現在の理学・作業療法士の地域活動における課題やご提言をいただきました。蒸し暑い1日となりましたが、約60名の方にご来場いただき、有意義な時間となりました。今回示された課題やいただいたご提案について、本学で検討を重ね、より良い事業の推進、さらに他大学等への成果波及に努めていく所存です。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。
2017.07.25
作業療法学専攻1・2年次生対象「早期体験実習前セミナー」が開催されました
本事業の学内プログラムのひとつである,「臨床実習推進プログラム」の取組みとして,本年度も9月に臨床実習を控える作業療法学専攻の1・2年次生を対象とした,「早期体験実習前セミナー」を開催しました.講師として,医療法人栄寿会 真珠園療養所の福田 健一郎先生(作業療法士)をお招きし,「接遇とコミュニケーション」というテーマで講義をしていただきました.2人組での見出しなみチェックやあいさつなどの実践を通して,臨床実習に向けた基本的な心構えを学ぶことができました.9月の臨床実習では今日の学びをしっかりと活かしてほしいと思います.福田先生,ありがとうございました!
2017.07.06、07.20
3年次生を対象とした「統合ケア論」において,外部講師をお招きした「模擬カンファレンス」が実施されました.
第一回目は井上病院の医療ソーシャルワーカの田崎志保先生に,第二回目はケアマネージャーの陣野紀代美先生にそれぞれ実際にあった事例を提示していただき,本学科各専攻の教員がそれぞれの職種の立場に立ってカンファレンスを行い,学生さんにも質問や今後の方針等についての意見を発表してもらいました. いろいろな職種,立場からの考えを聞きながら,自身が目指す職種に求められる役割や視点を学べたのではないかと思います. 先生方,貴重なお時間をありがとうございました.
2017.06.13~06.20
チーム医療実践教育プログラム「入門科目」で共修授業が行われました
この科目は医学科と保健学科三専攻の1年次生を対象とした共修科目です。6月13日(火)、20日(火)の2日間にわたって実施しました。各日、半数が病院実習へ、そして残りの半数は学内での演習を行いました。初めての経験となる病院実習では、これまでと違った視点で、病院や患者さん、そして自分自身をみるきっかけとなったことと思います。学内演習では、医療の入口に立ったばかりの1年生に、いろいろと体験してもらうことを目的に、超音波検査、聴診、心電図、バイタル、自助具、車椅子という大きな6つのテーマについて、午前中は与えられたテーマについてのグループワーク、午後は実際にそれらを体験するという取組みを行いました。保健学科は車椅子/高齢者・片麻痺体験の2ブースを担当しました。車椅子/高齢者・片麻痺体験では実際に車いすを動かしてみたり、専用のスーツを身に付けて高齢者や片麻痺の方の生活を少しだけイメージすることができました。自助具のブースでは、いろいろな道具の特徴と使い方を学びその考えられた構造に驚いていたようです。今後、医療について学んでいく上で、今日の学びを活かしてもらいたいと思います!
2017.05.12~05.14
第52回日本理学療法学術大会で本プログラムの取組を報告しました
平成29年5月12-14日に千葉県で行われた第52回日本理学療法学術大会において,プロジェクトリーダーの井口 茂教授と,本学理学療法学専攻の平瀬 達哉助教が発表を行いました.井口教授は「文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラムにおける実習モニタリング導入の試み」と題し口頭発表を,平瀬助教は「文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」における臨床実習の充実を図る学部教育の取組みが職業的アイデンティティの形成におよぼす効果」と題したポスター発表を行いました. 今後も本事業の普及促進のため,取組の効果を発信していきたいと思います!
2017.04.22~04.23
平成29年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が開催されました
平成29年4月22日(土)~23日(日)の2日間にわたり,長崎大学医学部保健学科にて,平成29年度臨床指導者養成教育コースの集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が開催されました.講師として,一般社団法人日本リハビリテーション臨床教育研究会会長の中川 法一先生,同副会長の日高 正巳先生をお招きし,現在の理学療法・作業療法の臨床実習における現状と課題,クリニカル・クラークシップの基礎知識とそれにより実習生,臨床実習指導者双方に得られる効果等についてご講義いただきました.臨床実習の本来の目的についても改めて考える機会となり,より良い臨床実習の確立に向けて臨床実習施設,養成校が一丸となって取り組む必要性を感じました.ありがとうございました!
2017.04.01~04.02
平成29年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「コーチング論」が開催されました
平成29年4月1日(土)~2日(日)の2日間にわたり、長崎大学医学部保健学科にて、平成29年度臨床指導者養成教育コースの集中講義「コーチング論」が開催されました。講師として、昨年度から引き続きプラスコミュニケーションズ代表の島袋 十史樹先生をお招きし、タイプ別のコミュニケーション手法や、傾聴や承認のポイント、コーチングを行う上で効果的な質問など、臨床現場や職場での具体例を挙げながら教えていただきました。すぐに実践できる内容も多く盛り込まれ、学びの多い2日間となりました。 島袋先生、ご参加いただいた受講者のみなさん、ありがとうございました!
2017.04.01
平成29年度臨床指導者養成教育コースが開講しました
平成29年4月1日、40名の新規受講者を迎え平成29年度臨床指導者養成教育コースが開講しました。同日、長崎大学医学部保健学科には、受講者オリエンテーションを開催し、本コースの内容やeラーニングの受講方法についての説明や、OJT・実習モニタリングの説明が行われました。本コース2期目の開講であり、昨年度の振り返りをもとに、カリキュラムやシステムの見直しを行ってきました。今年度も、受講者のみなさまからご意見を伺いながら、より充実したコースとなるよう努めてまいります!