2019.03.15

平成30年度事業報告書が完成しました

 

本年度の事業内容について記載した事業報告書が完成いたしました。本年度の取組みと実績を掲載しています。また、今年度で本事業が終了となるため、実際にプログラムが開始された平成28~30年度の実績のまとめも掲載しています。ホームぺージからダウンロードしていただけます(成果報告のページをご覧ください)。ぜひ、ご覧いただければと思います。

     

2019.03.16~03.17

平成30年度地域包括ケア人材養成コースの集中講義・修了式が行われました

 

3月16日・17日に地域包括ケア人材養成コースの集中講義が行われました。今回が最後の集中講義となり、受講者の方に、見学実習、健康づくり・介護予防実習、ケアマネジメント実習について報告をしていただき、それぞれのテーマについてグループワークを行いました。実習の経験から課題や今後必要となる取組みなどについて活発に意見交換がなされていました。 17日の集中講義後には修了式が行われ、47名の方が修了されました。今後のご活躍を期待しております!

     

2019.03.01

ガイドブックが完成しました

 

本事業で培った実績をまとめた「臨床実習教育ガイドブック-診療参加型実習への転換を目指して-」及び「理学療法士・作業療法士のための地域包括ケアシステム構築に向けたガイドブック」が完成しました! 「臨床実習教育ガイドブック」には、診療参加型実習の転換に必要となる準備や知識を記載し、資料として、臨床実習を円滑に進めるためのチェックシートを掲載しました。  「理学療法士・作業療法士のための地域包括ケアシステム構築に向けたガイドブック」には、リハ専門職が地域包括ケアシステムに関わる際の一助となるようリハ専門職が関わるべき内容にポイントを絞り、必要な知識や介護予防事業で活用できる評価表を掲載しました。  広くご活用いただくため、ホームページからダウンロードしていただけるようにしました(成果報告のページをご覧ください)。ぜひ、職場などで広くご活用ください!

     

2019.02.12

理学療法学専攻1・2年次生対象「早期体験実習前セミナー」が開催されました

 

本事業の学内プログラムのひとつである,「臨床実習推進プログラム」の取組みとして,本年度も今月中旬に臨床実習を控える理学療法学専攻の1・2年次生を対象とした,「早期体験実習前セミナー」を開催しました.講師として,昨年度に引き続いて,日本赤十字社 長崎原爆病院の吉田 佳弘 先生(理学療法士)をお招きし,「接遇とコミュニケーション」というテーマで講義をしていただきました.実際の臨床での様子を交えながら丁寧に説明いただき,具体的に実習のイメージも沸いてきたのではないでしょうか.今日の学びを活かして,いろいろなことを学んできてほしいと思います. 吉田先生,ありがとうございました!

     

2019.01.26

シンポジウム「高度リハビリテーション専門職の養成に向けた課題と展望」が開催されました

1月26日(土)、長崎大学医学部保健学科にてシンポジウム「高度リハビリテーション専門職の養成に向けた課題と展望」を開催いたしました。平成26年度から展開してきた本事業もわずかな期間を残すのみとなり、これまでの取組みを通しての課題と今後の展望について報告、意見交換が行われました。 シンポジウムⅠでは、「今後の臨床実習指導者養成に向けた課題と展望」をテーマに、シンポジウムⅡでは「地域包括ケアシステムにおけるPT・OTの役割」をテーマに、本事業で展開した臨床指導者養成教育コース及び地域包括ケア人材養成コース受講者等に報告をしていただきました。本コースを通しての取組みや、今後必要となる取組み等について、具体的に示していただき、大変有意義な意見交換が行われました。 寒さ厳しい中、また、インフルエンザの流行でご欠席の方もいらっしゃいましたが、62名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

     

2018.12.14

総合臨床実習前セミナーが開催されました

総合臨床実習を年明けに控えた、理学療法学専攻及び作業療法学専攻の3年次生を対象に、総合臨床実習前セミナーが開催されました。平成27年度より「実習に対する心構え」をテーマに本学臨床教授等を講師としてお招きし、お話をしていただいております。今回は、杠葉病院の作業療法士 前園 健之先生に来学していただきました。実習を控え、緊張している学生たちですが、前園先生の講義で、実習がより具体的にイメージができ、良い緊張感のなかで、実習に臨むことが出来るものと思います。前園先生、ありがとうございました!

     

2018.10.7

平成30年度地域包括ケア人材養成コースが開講しました

台風の影響を受けながらも、10月7日(日)に地域包括ケア人材養成コースを開講することができました。 2日間かけて開講する予定であった集中講義を1日に短縮したため、盛沢山な内容となりましたが、地域での活動に重要と思われる各科目のテーマついてグループワークでディスカッションを交えながら有意義な時間を過ごすことができました。 介護予防事業における評価について(栄養)では、講師の古川先生が実際にビールゼリーを試作・提供して下さり、リハビリ専門職にはない視点で栄養管理における工夫等楽しく学ぶことができました。 また、「施設におけるマネジメント」・「サービス担当者会議におけるマネジメント」というテーマでは、陣野先生・田中先生のご指導のもと1つの症例についてケアマネジメント行う上で多職種と連携し情報交換を密に行うことの大切さを学びました。 今後は、eラーニング講義・演習実習を通して各地域の特色を見い出しながら、それぞれ地域に根差した取り組みについて深く学べることと思います。 講師の先生方、どうもありがとうございました。

     

2018.9.15

平成30年度臨床指導者養成教育コース修了式が行われました

臨床指導者養成教育コースのOJT・実習モニタリング演習及び修了式が9月15日(土)に開催されました。演習では、実際に臨床実習指導を行っての取り組みや課題について3人の先生方に発表をしてもらった後、グループワークで意見交換を行いました。 CCSを新たな方法として導入する施設、CCSをより有効的に活用するために工夫をしている施設、それぞれの視点や立場から多くの意見が出されとても有意義な時間となりました。今後の臨床実習に活かしていただきたいと思っています。 修了式では、全ての演習を修了した42名(修了予定者:47名)のPT・OTの先生方に事業推進責任者の田中教授から修了書が手渡されました。PT協会、OT協会の生涯学習ポイントもそれぞれ付与されています。 受講者の皆さま、また、受講に関しご協力をいただきました各施設のスタッフの皆さま方に感謝申し上げます。本コースは今年度で終了予定ですが、今後もより良い臨床実習となるよう養成校としても努めていきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願い致します。

     

2018.07.31

作業療法学専攻1・2年次生対象「早期体験実習前セミナー」が開催されました

 

本事業の学内プログラムのひとつである,「臨床実習推進プログラム」の取組みとして,本年度も9月に臨床実習を控える作業療法学専攻の1・2年次生を対象とした,「早期体験実習前セミナー」を開催しました.講師として,医療法人稲仁会 三原台病院の磯 直樹先生(作業療法士)をお招きし,「接遇とコミュニケーション」というテーマで講義をしていただきました.教員とのやりとりや2人組でのコミュニケーションの実践を通して,臨床実習に向けた基本的な心構えを学ぶことができました.初めての実習を前に緊張している学生たちですが,実習での具体的なイメージも沸いたものと思います.今日の学びを活かしてほしいと思います. 磯先生,ありがとうございました!

     

2018.7.5/7.19

3年次生対象「統合ケア論」において,「模擬カンファレンス」が実施されました

7月5日(木)・7月19日(木)に本学3年次生を対象に、外部講師をお招きして「模擬カンファレンス」が実施されました。第一回目はケマネージャーの陣内紀代美先生に、第二回目は介護福祉士の大町由里先生にそれぞれ実際にあった事例を提示していただき、 本学科各専攻の教員がそれぞれの職種の立場に立ってカンファレンスを行い、学生さんにも質問や今後の方針等について意見を発表してもらいました。いろいろな職種、立場からの考えを聞きながら自身の目指す職種に求められる役割や視点を学べたのではないかと思います。先生方、貴重なお時間をありがとうございました!

     

2018.4.21~4.22

平成30年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が開催されました

 4月21日(土)~4月22日(日)の2日間にわたり、長崎大学医学部保健学科にて、平成30年度臨床指導者養成教育コースの集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が開催されました。 講師として、一般社団法人日本リハビリテーション臨床教育研究会会長の中川 法一先生、医療法人潤心会 熊本セントラル病院 理学療法士の長福 武志先生、一般社団法人日本リハビリテーション臨床教育研究会理事、医療法人横田会 向陽台病院 作業療法士の浦田 健太郎先生を一般社団法人先生をお招きし、 現在の理学療法・作業療法の臨床実習における現状と課題、クリニカル・クラークシップの基礎知識とそれにより実習生、臨床実習指導者双方に得られる効果、指導の具体例等についてご講義いただきました。学生指導だけでなく、職場の人材育成にも活かせる内容であったととても好評でした。また、臨床実習の本来の目的についても改めて考える機会となり、より良い臨床実習の確立に向けて臨床実習施設、養成校が一丸となって取り組む必要性を感じました。 先生方、どうもありがとうございました!

     

2018.4.7~4.8

平成30年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「コーチング論」が開催されました

 4月7日(土)~4月8日(日)の2日間にわたり、長崎大学医学部保健学科にて、平成30年度臨床指導者養成教育コースの集中講義「コーチング論」が開催されました。講師として、一昨年から引き続き「プラスコミュニケーションズ」代表の島袋 十史樹先生をお招きし、 タイプ別のコミュニケーション手法や、傾聴や承認のポイント、コーチングを行う上で効果的な質問など、臨床現場や職場での具体例を挙げながら教えていただきました。指導の場のみならず、日常生活の中でも実践できる内容が多く盛り込まれており、学びの多い2日間となりました。 島袋先生、ありがとうございました!ご参加いただいた受講者の皆さんは、是非明日からの臨床現場で活かして下さい。

     

2018.3.17~18

平成29年度地域包括ケア人材養成コース集中講義・修了式が行われました

 3月17日~18日、平成29年度地域包括ケア人材養成コースの最後の集中講義と修了式が行われました。集中講義では、地域包括ケアに関連する施設見学と介護予防事業への参加についてまとめていただく発表、地域ケア会議もしくはサービス担当者会議でケアマネジメントを実践したケースに関するグループ討議を行いました。 受講者全員が熱心に本コースに取り組んだ成果が出ていました。また、受講者が所属する近隣施設での実習ということもあり、コース終了後も継続して地域活動に参画していくことができればと思っております。 修了式では、43名が本コースを修了しました。受講者同士のみならず地域との繋がりもでき、非常に有意義なコースを展開することができました。本コースは来年度が最終年度となります。ご協力いただいた皆さまからのご指導のもと、内容を見直しながらより充実したコースを展開できるよう取り組んでいきたいと思います。 平成30年度コースでも、たくさんのご応募をお待ちしております。

     

2017.12.02

臨床指導者養成教育コース推進フォーラムが開催されました

 12月2日(土)、「理学療法士・作業療法士指定規則改定に伴う臨床実習の課題と展望」と題して、臨床指導者養成教育コース推進フォーラムを開催いたしました。 日本理学療法士協会から中川 法一先生、日本作業療法士協会から澤 俊二先生をお招きし、それぞれ「理学療法・作業療法における臨床教育の課題と展望」についてご講演いただきました。現状の臨床実習の課題を提示したうえで、指定規則改定の背景や、卒後につながる臨床実習の具体例として、CCSを用いた学生指導等についてわかりやすくお話ししていただきました。 最後のディスカッションでは、実際の実習施設で直面する課題とそれに対する解決策について臨床実習現場の先生方、養成校の先生方と活発な意見交換を行うことができ、大変有意義な時間となりました。寒さが深まる中、87名の方にご参加いただきました。皆さまありがとうございました。



2017.11.18~11.19

地域包括ケア人材養成コースで集中講義を開講しました

 平成29年11月18日,19日に地域包括ケア人材養成コースの集中講義を開講しました。11月18日の「地域診断」では講義とグループワークを通して集団データを使用し、地域の特色を把握する演習を行い、「施設におけるマネジメント」・「サービス担当者会議におけるマネジメント」というテーマでは、1つの症例についてケアマネジメント行う上で大切なことを学びました。11月19日の「介護予防事業の地域における実践例」では長崎市のPT・OT、新上五島町、地域の自主活動、平戸市それぞれで取り組まれている地域の介護予防事業の実践例について学びました。各地域の特色を持ちながら、それぞれ地域に根差した取り組みをされており大変勉強になりました。 地域人材養成コースの集中講義も残すところ3月の総括のみとなりました。実習も含め、受講生の皆さまと頑張っていきたいと思います。



2017.10.18/25/11.1

チーム医療実践教育プログラムとして共修授業が行われました

 チーム医療について学ぶことを目的として、保健学科2年次では、医学科、長崎純心大学現代福祉学科(学生計283名)との共修授業が3回にわたって行われました。1回目は講義、2~3回目は事例検討を行いました。事例検討は4教室に分かれ、割り振られた一事例についての検討を行いました。2年次生は、まだ専門的知識は十分ではない時期ですが、事前学習や他学科から提供される知識をお互いに共有し、事例の目標に向けた検討ができていたように思います。今後、 2年次という早期にこのようなチーム医療を学ぶ機会をもつことは、今後、各職種の専門性を増していく中でもチーム医療の考えを育む一助になると考えています。ご協力いただいた先生方、ありがとうございました。



2017.09.30~10.01

平成29年度地域包括ケア人材養成コース 集中講義が開催されました

 平成29年9月30日のオリエンテーションに引き続き、さっそく集中講義が開催されました。9月30日(土)には、「地域リハビリテーションについて」、「長崎県における地域包括ケア構築に向けた取り組み」の講義が行われ、翌10月1日(日)には「介護予防事業における評価について」ということで、地域での活動において重要と思われる「運動器」、「認知」、「口腔」、「栄養」について演習が行われました。グループで活動する中で、積極的な意見交換や講師への質問がなされていました。  次回集中講義は11月18日(土)・19日(日)に開催される予定です。



2017.09.30

平成29年度地域包括ケア人材養成コースが開講しました

 平成29年9月30日、41名の新規受講者を迎え平成29年度地域包括ケア人材養成コースが開講しました。同日、長崎大学医学部保健学科において、受講オリエンテーションが開催され,本コースの内容や実習についての説明が行われました。昨年度に引き続き2期目の開講となる今年度コースは、昨年度の振り返りをもとに、カリキュラムやシステムの見直しを行ってまいりました。今年度も、受講者のみなさまからご意見をいただきながらより充実したコースとなるよう努めてまいります!



2017.09.22~09.24

第51回日本作業療法学会で本事業について報告しました

 平成29年9月22日~24日に東京で開催された第51回日本作業療法学会において、磯助教が『文科省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」事業における長崎大学の取組 ―臨床指導者養成教育コースの効果―』と題してポスター発表を行いました。参加された他養成校や臨床で働く作業療法士の方と有意義な意見交換ができました。今後も本事業の周知・波及のため積極的に取組み内容やその効果を発信していきたいと思っています!



2017.09.16

平成29年度臨床指導者養成教育コース修了式が行われました

 臨床指導者養成教育コースのOJT・実習モニタリング演習および修了式が開催されました. 演習では,実際に臨床実習指導を行なっての工夫点や課題についてグループワークで共有,意見交換を行いました.様々な視点からの意見が多くだされ,とても有意義な時間となりました.今後の臨床実習に活かしていただくとともに,本学としても,よりよい臨床実習となるよう養成校としても努めていきたいと考えています. 修了式では,今年度38名のPT・OTの先生方が修了され,田中学科長から修了証書が手渡されました. PT協会,OT協会の生涯学習のポイントもそれぞれ付与されております. 受講者のみなさま,また,受講に関しご協力をいただきました各施設のスタッフのみなさま方に感謝申し上げます. 本コースは次年度も(~30年度)も継続予定です. 次年度4月1日の開講に向け,今年度を振り返りより充実したコースをご提供できるよう努める次第です.次年度の受講者募集は1月~2月頃の予定です. 今後ともよろしくお願いいたします!



2017.08.26

「高度リハビリテーション専門職の養成 長崎大学×大阪府立大学 合同フォーラム」が開催されました

 平成29年8月26日(土)長崎大学医学部 良順会館ボードインホールにて、「地域包括ケアシステムに貢献できるリハビリテーション専門職養成に向けた取り組み」をテーマとしてフォーラムを開催いたしました。大阪府立大学の樋口 由美先生をお招きし、文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」に採択された大阪府立大学の取り組みや成果、将来構想についてご講演いただき、本大学の事業推進担当者と事業の進捗状況や今後の課題について意見交換をいたしました。その後のシンポジウムでは、長崎県の行政、地域包括支援センター、平成28年度地域包括ケア人材養成コース受講者、それぞれの立場から現在の理学・作業療法士の地域活動における課題やご提言をいただきました。蒸し暑い1日となりましたが、約60名の方にご来場いただき、有意義な時間となりました。今回示された課題やいただいたご提案について、本学で検討を重ね、より良い事業の推進、さらに他大学等への成果波及に努めていく所存です。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。



2017.07.25

作業療法学専攻1・2年次生対象「早期体験実習前セミナー」が開催されました

 本事業の学内プログラムのひとつである,「臨床実習推進プログラム」の取組みとして,本年度も9月に臨床実習を控える作業療法学専攻の1・2年次生を対象とした,「早期体験実習前セミナー」を開催しました.講師として,医療法人栄寿会 真珠園療養所の福田 健一郎先生(作業療法士)をお招きし,「接遇とコミュニケーション」というテーマで講義をしていただきました.2人組での見出しなみチェックやあいさつなどの実践を通して,臨床実習に向けた基本的な心構えを学ぶことができました.9月の臨床実習では今日の学びをしっかりと活かしてほしいと思います.福田先生,ありがとうございました!



2017.07.06、07.20

3年次生を対象とした「統合ケア論」において,外部講師をお招きした「模擬カンファレンス」が実施されました.

 第一回目は井上病院の医療ソーシャルワーカの田崎志保先生に,第二回目はケアマネージャーの陣野紀代美先生にそれぞれ実際にあった事例を提示していただき,本学科各専攻の教員がそれぞれの職種の立場に立ってカンファレンスを行い,学生さんにも質問や今後の方針等についての意見を発表してもらいました. いろいろな職種,立場からの考えを聞きながら,自身が目指す職種に求められる役割や視点を学べたのではないかと思います. 先生方,貴重なお時間をありがとうございました.



2017.06.13~06.20

チーム医療実践教育プログラム「入門科目」で共修授業が行われました

 この科目は医学科と保健学科三専攻の1年次生を対象とした共修科目です。6月13日(火)、20日(火)の2日間にわたって実施しました。各日、半数が病院実習へ、そして残りの半数は学内での演習を行いました。初めての経験となる病院実習では、これまでと違った視点で、病院や患者さん、そして自分自身をみるきっかけとなったことと思います。学内演習では、医療の入口に立ったばかりの1年生に、いろいろと体験してもらうことを目的に、超音波検査、聴診、心電図、バイタル、自助具、車椅子という大きな6つのテーマについて、午前中は与えられたテーマについてのグループワーク、午後は実際にそれらを体験するという取組みを行いました。保健学科は車椅子/高齢者・片麻痺体験の2ブースを担当しました。車椅子/高齢者・片麻痺体験では実際に車いすを動かしてみたり、専用のスーツを身に付けて高齢者や片麻痺の方の生活を少しだけイメージすることができました。自助具のブースでは、いろいろな道具の特徴と使い方を学びその考えられた構造に驚いていたようです。今後、医療について学んでいく上で、今日の学びを活かしてもらいたいと思います!



2017.05.12~05.14

第52回日本理学療法学術大会で本プログラムの取組を報告しました

 平成29年5月12-14日に千葉県で行われた第52回日本理学療法学術大会において,プロジェクトリーダーの井口 茂教授と,本学理学療法学専攻の平瀬 達哉助教が発表を行いました.井口教授は「文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラムにおける実習モニタリング導入の試み」と題し口頭発表を,平瀬助教は「文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」における臨床実習の充実を図る学部教育の取組みが職業的アイデンティティの形成におよぼす効果」と題したポスター発表を行いました. 今後も本事業の普及促進のため,取組の効果を発信していきたいと思います!



2017.04.22~04.23

平成29年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が開催されました

 平成29年4月22日(土)~23日(日)の2日間にわたり,長崎大学医学部保健学科にて,平成29年度臨床指導者養成教育コースの集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が開催されました.講師として,一般社団法人日本リハビリテーション臨床教育研究会会長の中川 法一先生,同副会長の日高 正巳先生をお招きし,現在の理学療法・作業療法の臨床実習における現状と課題,クリニカル・クラークシップの基礎知識とそれにより実習生,臨床実習指導者双方に得られる効果等についてご講義いただきました.臨床実習の本来の目的についても改めて考える機会となり,より良い臨床実習の確立に向けて臨床実習施設,養成校が一丸となって取り組む必要性を感じました.ありがとうございました!



2017.04.01~04.02

平成29年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「コーチング論」が開催されました

 平成29年4月1日(土)~2日(日)の2日間にわたり、長崎大学医学部保健学科にて、平成29年度臨床指導者養成教育コースの集中講義「コーチング論」が開催されました。講師として、昨年度から引き続きプラスコミュニケーションズ代表の島袋 十史樹先生をお招きし、タイプ別のコミュニケーション手法や、傾聴や承認のポイント、コーチングを行う上で効果的な質問など、臨床現場や職場での具体例を挙げながら教えていただきました。すぐに実践できる内容も多く盛り込まれ、学びの多い2日間となりました。 島袋先生、ご参加いただいた受講者のみなさん、ありがとうございました!



2017.04.01

平成29年度臨床指導者養成教育コースが開講しました

 平成29年4月1日、40名の新規受講者を迎え平成29年度臨床指導者養成教育コースが開講しました。同日、長崎大学医学部保健学科には、受講者オリエンテーションを開催し、本コースの内容やeラーニングの受講方法についての説明や、OJT・実習モニタリングの説明が行われました。本コース2期目の開講であり、昨年度の振り返りをもとに、カリキュラムやシステムの見直しを行ってきました。今年度も、受講者のみなさまからご意見を伺いながら、より充実したコースとなるよう努めてまいります!



2017.3.18~19

平成28年度地域包括ケア人材養成コース集中講義・修了式

 平成28年度地域包括ケア人材養成コース最後の集中講義と修了式が行われました。 集中講義では、地域包括ケアに関連する施設見学と介護予防事業への参加をまとめていただく発表、地域ケア会議もしくはサービス担当者会議でケアマネジメントを実践したケースに関するグループ討議を行いました。 受講者全員が熱心に本コースに取り組んだ成果が出ていました。受講者が所属する近隣での実習ということもあり、コース終了後も継続して地域に参画していくことができればと思っております。 修了式では、45名が第1期生として本コースを修了しました。受講者同士のみならず地域とのつながりもでき、非常に有意義なコースを展開することができました。第1期生の皆さん、本当にお疲れ様でした。本コースは次年度も内容を見直しながら展開していきますので、多くの応募をお待ちしております。



2017.1.21

「高度リハビリテーション専門職の養成 大阪府立大学×長崎大学 合同フォーラム」が開催されました

 平成26年に「課題解決型高度医療人材養成プログラム」に採択された本学と大阪府立大学は定期的に情報交換や意見交換を行いながら、事業の推進に努めてまいりました。このたび、両大学の取組やその成果についてご報告することを目的とした「高度リハビリテーション専門職の養成 大阪府立大学×長崎大学 合同フォーラム」を平成29年1月21日(土)グランフロント大阪(大阪府)にて開催いたしました。文科省高等教育局医学教育課の吉光 紗綾子様をはじめ、日本理学療法士協会長 半田一登先生、日本作業療法士協会長 中村春基先生より専門職教育についての期待や将来構想についてご講演いただき、両大学の事業推進担当者より事業の進捗状況や成果、今後の課題についてご報告いただきました。その後には、演者によるディスカッションの時間を設け、それぞれの立場から現在の理学・作業療法士の教育についての課題やご提言をいただきました。寒い1日となりましたが、沖縄から北海道まで約60名の方にご来場いただき、有意義な時間となりました。今回示された課題やいただいたご提案について、本学で検討を重ね、より良い事業の推進、さらに他大学等への成果波及に努めていく所存です。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。



2016.12.5

総合臨床実習前セミナーを開催しました

 本プログラムでは,昨年度より本学の臨床教授等を講師とした総合臨床実習前セミナー(3年次生対象)および早期体験実習前セミナー(1・2年次生対象)を開催しています. 今回は,総合臨床実習を1月に控えた3年次生を対象に「総合臨床実習前セミナー」が開催されました.講師として道ノ尾病院の作業療法士 上村真紀先生をお迎えし,「臨床実習に対する心構えと必要な知識」というテーマでお話をしていただきました.具体的な例を示し,学生自身で考える機会を提供していただき,学生たちはみな真剣に聞いていました.来月からの臨床実習に向け,気持ちが引き締まったものと思います.上村先生,ありがとうございました!



2016.11.19~11.20

地域包括ケア人材養成コースで集中講義を開講しました

 平成28年11月19,20日に地域包括ケア人材養成コースの集中講義を開講しました。11月19日は「介護予防事業における評価について」というテーマで、運動器・認知機能・口腔機能・栄養状態の領域の評価の演習を行いました。11月20日は「地域診断(地域アセスメント)」に関するグループ演習を行い、各グループ発表まで行っていただきました。受講者50名全員が参加し、積極的な討論が展開されました。今後も毎月1回のペースで集中講義が開講予定ですので、受講者の皆さんと頑張っていきたいと思います。



2016.11.5

臨床指導者養成教育コース推進フォーラムが開催されました

 平成28年11月5日(土)長崎大学医学部保健学科にて臨床指導者養成教育コース推進フォーラムを開催いたしました。今回は、国立大学のPT/OT専攻で唯一、臨床実習に全面的にクリニカル・クラークシップを導入されている北海道大学より境 信哉教授を講師としてお招きし「北海道大学におけるクリニカル・クラークシップ導入に至った経緯と実践」という内容でご講演をいただきました。導入に至る経緯と、実際に試行期間としてクリニカル・クラークシップを導入する中で、見えた課題や対応、工夫点などをわかりやすくお話していただきました。後半のシンポジウムでは、テーマを「臨床実習施設における課題と対応」とし、平成28年度の本コース受講者、夏井一生先生と鎌田秀一先生、OJT指導者の上村真紀先生よりお話いただき、その後、本学教員も含めディスカッションを行いました。実際の実習施設で直面する課題とそれに対してどのようなことが必要かということを、実習施設の指導者とその上司、また、養成校の立場から意見交換がなされました。 クリニカル・クラークシップについて、実践的な内容を聞くことができ、また今後の臨床実習をよりよいものとしていくためにそれぞれの立場での意見交換がなされ、とても貴重な機会となりました。 気持ちのよい秋晴れの中、81名の方にご参加いただきました。 ありがとうございました!



2016.10.19/26/11.2

チーム医療実践教育プログラム「医療と社会Ⅰ」で共修授業が行われました

 チーム医療について学ぶことを目的として、保健学科2年次では、医学科、長崎純心大学現代福祉学科(学生計283名)との共修授業が3回にわたって行われました。1回目は講義、2~3回目は事例検討を行いました。事例検討は4教室に分かれ、割り振られた一事例についての検討を行いました。2年次生は、まだ専門的知識は十分ではない時期ですが、事前学習や他学科から提供される知識をお互いに共有し、事例の目標に向けた検討ができていたように思います。今後、 2年次という早期にこのようなチーム医療を学ぶ機会をもつことは、今後、各職種の専門性を増していく中でもチーム医療の考えを育む一助になると考えています。



2016.10.31

チーム医療実践教育プログラム「統合ケア実習」の全体討議が行われました

 本学保健学科4年次生は9月に「統合ケア実習」を行いました。この実習は、チーム医療実践教育プログラムの「統合ケア科目群」の最終科目としてこれまでの学びを実際の場面につなげる役割を担います。本実習では、チーム医療の重要性を学ぶことを目的に、通所サービスや訪問サービスを行っている施設で関わらせていただいた利用者さんのケアマネジメントを行いました。Ns、PT、OTが混合したグループでの実習です。 実習終了後、まずは施設ごとの担当教員とディスカッションを行い、その後、3グループごとに事例を発表し討論する機会をもち、最後に、代表2グループの事例について全員が参加して全体討議を行いました。異なった専門職種を目指す学生が、いろいろな視点で利用者さんのことを考えた内容が発表され、いろいろな視点からの質問や意見が多く聞かれました。 このような取り組みを通して、チーム医療、多職種連携の重要性や必要性を学び、将来につなげていってほしいと思います。 実習を受け入れていただいた施設のみなさま、ありがとうございました!



2016.10.26~10.28

第75回日本公衆衛生学会総会で発表しました。

 平成28年10月26-28日に大阪で開催された第75回日本公衆衛生学会総会において、井口プロジェクトリーダーが口述発表、平瀬助教がポスター発表を行ってきました。 井口プロジェクトリーダーは、「課題解決型高度医療人材プログラムにおける地域包括ケアに資するリハ専門職養成の紹介」、平瀬助教は「長崎大学のチーム医療実践を目的とした学部教育の取組みとその成果」という演題名で発表を行い、参加された先生方と有意義な討論が展開できました。 今後も本事業の内容を積極的に社会に発信していきたいと思います。



2016.10.17/24

チーム医療実践教育プログラム「離島の暮らしと保健医療」で共修授業が行われました

 チーム医療について学ぶことを目的として、保健学科4年次では、医学科,薬学部(約270名)との共修授業が行われました。学科・専攻が混合した7名程度のグループで事例検討を行いました。保健学科は長期実習も終了し、他学科も年次の経過に伴い各専門職の専門性・視点を有すようになった時期です。事例検討は,紙面の情報から必要な情報,重要な情報を得て,それぞれのグループで立てた目標に向けての関わりについて積極的に議論がなされていました。



2016.10

「臨床実習に関するアンケート調査」結果の公表について

 本事業では,今年度より開講している「臨床指導者養成教育コース」を開発・展開していくための基礎資料を得ることを目的として,本学医学部保健学科理学・
作業療法学専攻の実習施設を対象とした「臨床実習に関するアンケート」を平成26年度に実施いたしました.
このたび,その結果について,原著論文として,公表させていただくはこびとなりました.
その際,ご回答いただいた施設名は公表いたしません.調査・公表の内容は以下の通りです.ご協力いただきました施設のみなさまにおきまして,内容等についてお問合せ
などがある場合は,以下の問い合わせ先へご連絡ください. 業務ご多忙な中,アンケート調査にご協力いただきました臨床実習施設の先生方に深謝申し上げます.

題名

臨床実習施設における臨床実習教育の現状に関するアンケート調査

公表雑誌名

保健学研究

対象施設

平成26年度における本学理学・作業療法学専攻所属学生の総合臨床実習受け入れ施設(76施設)

調査目的

本プログラムの「臨床指導者養成教育コース」(平成28年度より開講)を開発・展開していくための基礎資料を得ること

調査期間

平成27年1月20日~2月6日

調査内容

臨床実習施設の概要,臨床実習における学生指導方法,臨床実習形態,臨床実習指導者の資質,臨床実習における課題,
臨床実習指導者に対する教育といった大項目からなる臨床実習教育の現状に関する調査を行い,
その結果を理学療法学専攻,作業療法学専攻施設に分け単純集計を行った.

問い合わせ先

長崎大学医学部保健学科保健学実践教育研究センター TEL/FAX 095-819-7937  担当:磯 ふみ子


2016.10.01

平成28年度地域包括ケア人材養成コースを開始いたしました。

「地域包括ケア人材養成コース」が開講となりました。本コースは、長崎県における地域包括ケアシステムを活かした教育内容を提供し、地域包括ケアに寄与できる指導力を有する理学・作業療法士の養成と地域包括ケアをマネジメントできる人材の養成を目的としています。eラーニングと集中講義を併用した講義と実習演習からカリキュラムを構成しています。 平成28年10月1日(土)は、午前中オリエンテーションを行い、午後からは集中講義を行いました。これから6ヶ月間本コースが展開されますが、充実した内容となるよう受講者50名と一緒に頑張っていきたいと思います。



2016.09.24

平成28年度臨床指導者養成教育コース修了式が行われました

  臨床指導者養成教育コースのOJT・実習モニタリング演習および修了式が開催されました.演習では,実際に臨床実習指導を行なっての工夫点や課題についてグループワークで共有,意見交換を行いました.様々な視点からの意見が多くだされ,とても有意義な時間となりました.今後の臨床実習に活かしていただくとともに,本学としても,よりよい臨床実習となるよう養成校としても努めていきたいと考えています. 修了式では,今年度36名のPT・OTの先生方が修了され,田中学科長から修了証書が手渡されました. PT協会,OT協会の生涯学習のポイントもそれぞれ付与されております. 本コースは今年度が初年度ということもあり,至らない点も多々あったかと思いますが,みなさまのご協力のおかげで無事修了式を迎えることができました.受講者のみなさま,また,受講に関しご協力をいただきました各施設のスタッフのみなさま方に感謝申し上げます. 本コースは次年度以降(~30年度)も継続予定で,次年度(4月開講)の受講者募集は1月~2月頃の予定です. 今後ともよろしくお願いいたします.



2016.9.9~9.11

 第50回日本作業療法学会で本プログラムの取り組みを報告しました

 平成28年9月9-11日に北海道で開催された第50回日本作業療法学会において、磯助教がポスター発表を行いました。『文科省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」事業における長崎大学の取組み ―チーム医療教育における他学科との共修の効果―」』という演題名で、学内プログラムであるチーム医療実践教育・臨床実習推進プログラムでの取り組みについて報告しました。参加された先生方と有意義な討論が展開できました。 今後も本事業の内容を積極的に社会に発信していきたいと思います。



2016.09

総合臨床実習Ⅲ後学内セミナーが開催されました

 本プログラムの臨床実習推進プログラムでは,養成校-臨床実習指導者-実習生の相互関係の強化を目的として,昨年度より総合臨床実習後の学内セミナーに各施設の臨床実習指導者を招いております.理学療法学専攻では,5~6施設ごとのグループワークと全体協議,作業療法学専攻では,身体・精神・発達の各領域でセミナーを開催しました.今回のセミナーには理学療法学専攻9名,作業療法学専攻5名のご参加をいただき,貴重なご意見やご提案をいただきました.学生たちにとっても,自身の臨床実習指導者に加え,実際に臨床で働いている他の先生方から様々な視点でご意見,アドバイスをいただくことは非常に貴重な経験,学びとなり,よい緊張感の中,とても有意義な時間となったようです.今後も継続する予定としておりますので,ぜひ,多くの施設からご参加をいただければと思っております.今後ともよろしくお願いいたします.



2016.07.21

臨床実習前セミナー(作業療法学専攻1・2年次対象)が開催されました

 本プログラムでは、リカレント教育である「臨床指導者養成教育コース」と「地域包括ケア人材養成コース」をすすめる一方、学内教育として、「チーム医療実践教育プログラム」と題した多職種連携をすすめる取り組みをすすめています。取組みのひとつとして、医学科、保健学科三専攻(看護・理学療法学・作業療法学専攻)、薬学部、歯学部、長崎純心大学現代福祉学科との共修を年次に応じて設けています。 本プログラムの学内教育のひとつ,「臨床実習推進プログラム」では,臨床実習指導の強化と教員-臨床実習指導者-学生間の相互作用を図ることを目的として,臨床実習前教育の強化や臨床実習後セミナーの充実を図っています.この取り組みのひとつとして,9月に臨床実習を控えた作業療法学専攻1年次生,2年次生を対象として臨床実習前セミナーを開催しました.講師として,本学臨床准教授の山田麻和先生(長崎北病院)を講師に迎え,「接遇とコミュニケーションについて」と題した講演を行っていただきました.まだ実習の経験が少ない1・2年次生ですが,実際の場面での例を多く挙げていただき,実習へ臨む姿勢を新たにしたことと思います.  山田先生,ありがとうございました.また,実習を受け入れて下さる施設の先生方,よろしくお願いいたします!



2016.06.21~06.28

チーム医療実践教育プログラム「入門科目」で共修授業が行われました

 本プログラムでは、リカレント教育である「臨床指導者養成教育コース」と「地域包括ケア人材養成コース」をすすめる一方、学内教育として、「チーム医療実践教育プログラム」と題した多職種連携をすすめる取り組みをすすめています。取組みのひとつとして、医学科、保健学科三専攻(看護・理学療法学・作業療法学専攻)、薬学部、歯学部、長崎純心大学現代福祉学科との共修を年次に応じて設けています。 1年次では医学科と保健学科三専攻を対象とした共修を、6月21日(火)、28日(火)の2日間にわたって実施しました。各日、半数が病院実習へ、そして残りの半数は学内での演習を行いました。初めての経験となる病院実習では、これまでと違った視点で、病院や患者さん、そして自分自身をみるきっかけとなったことと思います。演習では、医療の入口に立ったばかりの1年生に、まずはいろいろと体験してもらうことを目的に、超音波検査、聴診、心電図、バイタル、自助具、車椅子という大きな6つのテーマについて、午前中は与えられた1テーマについてのグループワーク、午後は実際にそれらを体験するという取組みを行いました。  病院実習、演習ともに初めての体験に充実している様子がみられました。ご協力いただいた実習病院のみなさま、ありがとうございました。



2016.6.11

地域包括ケア人材養成コース推進フォーラムを開催いたしました。

 平成28年6月11日(土)長崎大学医学部良順会館にて「地域包括ケア人材養成コース推進フォーラム」を開催いたしました。本フォーラムでは,地域包括ケアシステムの姿を考えることを目的に,特別講演とシンポジウムを企画いたしました。 特別講演では,尾道市立総合医療センター公立みつぎ総合病院リハビリテーション部参与の村上重紀先生を講師にお招きし,「地域包括ケアシステムとその背景」をテーマにご講演いただきました。本講演では,尾道市御調町における寝たきりゼロ作戦に向けた保健・医療・介護・福祉の連携の経緯やリハビリテーション活動の歴史についてご講演いただき,これからの地域包括ケアに資するリハビリテーション専門職の役割や重要性について熱いメッセージをいただきました。 シンポジウムでは,「急性期・回復期・生活期の立場から地域包括ケアシステムを考える」をテーマに,「急性期病院の立場」から,長崎大学病院の川崎浩二先生,「回復期病棟の立場」から,長崎記念病院の山下潤一郎先生,「生活期(介護予防)の立場」から長崎大学医学部保健学科の田中浩二先生をシンポジストとしてお招きし,それぞれの病期における地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みや連携のあり方についてご講演いただきました。その後,参加者の皆様と急性期・回復期・生活期における地域包括ケアシステムの姿を一緒に考え,改めて地域包括ケアに資するリハビリテーション専門職を養成する本コースの重要性について認識することができました。 当日は,理学療法士・作業療法士の皆様を中心に99名の方にご参加いただき,非常に有意義なフォーラムとなりました。最後に,プロジェクトリーダーの井口茂の挨拶をもって,盛況のうちに終了いたしました。 ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。



2016.5.27~5.29

 第51回日本理学療法学術大会で発表しました。

 平成28年5月27-29日に北海道で開催された第51回日本理学療法学術大会において、平瀬助教がポスター発表を行ってきました。 『文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」事業における長崎大学のチーム医療実践教育・臨床実習の充実を図る学部教育の試行的な取り組み(第1報)』という演題名で発表を行い、参加された先生方と有意義な討論が展開できました。 今後も本事業の内容を積極的に社会に発信していきたいと思います。



2016.05.07~05.08

平成28年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が開催されました

 平成28年5月7日(土)~8日(日)長崎大学医学部保健学科にて,平成28年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「クリニカル・クラークシップ論」が行われました.講師として,一般社団法人(申請中)日本リハビリテーション臨床教育研究会の中川 法一会長と,吉川 法生副会長をお招きし,現状の臨床実習における課題や,クリニカル・クラークシップの有益性を学ぶとともに,臨床実習の意義についても改めて考える機会となりました.今後も引き続き,臨床実習の在り方について学び,考えていきたいと思います. 中川先生,吉川先生,ありがとうございました。



2016.04.16~04.17

平成28年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「コーチング論」が開催されました

 平成28年4月16日(土)~17日(日)長崎大学医学部保健学科にて,平成28年度臨床指導者養成教育コース 集中講義「コーチング論」が行われました.講師として,プラスコミュニケーションズ代表 島袋 十史樹先生をお招きし,コーチングの基本から,コミュニケーションタイプを使用したコミュニケーション手法,また,傾聴やコーチングを行う上での質問のポイントなどを,具体例を多く示しながら教えていただきました.また,グループでの演習を中心とした内容で,受講者のみなさま同士交流を深めながら,実際に体験しながら学ぶことができました.すぐに,臨床実習指導や新人教育,また,臨床場面や日常生活においても実践できる内容で,とても有意義な2日間となり,受講者の皆さまからもご好評いただきました. 島袋先生,ありがとうございました!



2016.04.01

平成28年度臨床指導者養成教育コースが開講しました

 平成28年4月1日、平成28年度臨床指導者養成教育コースが開講しました。開講期間は本日より9月30日までです。 これに先駆け、3月19日(土)には受講者40名を対象として、受講者オリエンテーションを開催し、カリキュラムの説明のほか、組織的な臨床教育の在り方を検討することを目的としたOJTや教員とともに進捗状況を確認する実習モニタリングについての説明を行いました。 本日よりeラーニング講義が開講となり、集中講義も順次開催されます。臨床実習が開始となると、OJT・実習モニタリングの中で、施設内のスタッフ同士および本学教員とのやりとりが活発に実施されるものと思います。 今年度は、開講初年度であり、受講者のみなさまからのご意見等も伺いながら、よりよいプログラムとなるよう努めてまいります!



2016.01.23

平成28年度臨床指導者養成教育コース推進フォーラムを開催いたしました

 平成28年1月23日(土)長崎大学医学部保健学科にて「臨床指導者養成教育コース推進フォーラム」を開催いたしました。本フォーラムでは,臨床実習教育におけるクリニカル・クラークシップの必要性と実際について考えることを目的に,特別講演とシンポジウムを企画いたしました。
 長崎大学理事・副学長の松坂誠應の挨拶にて開会し,「臨床指導者養成教育コース」のリーダーである作業療法学専攻の東登志夫より,本コースのカリキュラムと受講に関する詳細について説明がなされました。
 特別講演では,株式会社リハステージ事業本部副本部長・セラピストのためのクリニカル・クラークシップ研究会副会長の吉川法生 先生を講師にお招きし,「クリニカル・クラークシップを活用した臨床実習教育の必要性」をテーマにご講演いただきました。本講演では,臨床実習教育の現状と課題を整理した上で,クリニカル・クラークシップで行う臨床実習の意義と,「学生」-「養成校」-「実習指導者」間の連携に必要となる対策についてご教授いただきました。
 シンポジウムでは,「クリニカル・クラークシップを活用した臨床実習教育の実際」をテーマに,「理学療法臨床実習教育の実際」について,産業医科大学病院リハビリテーション部副技師長の明日徹先生,「作業療法臨床実習教育の実際」について,柳川リハビリテーション病院作業療法室室長の松野豊先生をシンポジストとしてお招きし,それぞれの病院におけるクリニカル・クラークシップを活用した臨床実習の実際についてご講演いただきました。その後,現状の臨床実習のあり方と今後の展望について参加者の皆様と熱い討論が行われ,臨床実習教育を変遷していく必要性と本コースの重要性について認識することができました。
 当日は,理学療法士・作業療法士の皆様を中心に86名の方にご参加いただき,非常に有意義なフォーラムとなりました。最後に,長崎大学医学部保健学科長の田中悟郎の挨拶をもって,盛況のうちに終了いたしました。
 ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。




2015.11.05

大阪府立大学と情報交換会を実施しました

 長崎大学医学部保健学科にて大阪府立大学との情報交換会を実施しました.
大阪府立大学は,平成26年度文部科学省選定事業「高度医療人材養成プログラム」において,コメディカルを対象とした取り組みに本学とともに採択されており,事業進捗状況の報告や,カリキュラム,受講システムなどについて,情報・意見交換を行いました.また,大阪府立大学は,「地域リハビリテーション学コース」をすでに開講されており,受講生の募集や実際の受講の状況等についても紹介していただきました.本学も来年度より,リカレント教育の2コースを開講する予定であり,今後も継続して情報の共有,協力をしていくことを確認しました.




2015.11.05

秋田大学を訪問しました

 臨床実習にクリニカル・クラークシップを導入されている秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻へ訪問させていただきました.佐竹教授,工藤教授,塩谷教授,若狭准教授にご対応いただき,導入に至った経緯や臨床実習関連のカリキュラムの経過,実習施設や学生からの感想・意見等を伺いました.臨床実習のあり方や今後の展望等についてご意見をいただき,大変有意義な視察となりました.
 学部教育の臨床実習推進に向けた取り組み,リカレント教育としての「臨床指導者養成教育コース」の開発に向けて,今回の学びを活かしていきたいと考えております.




2015.10.31

高度リハビリテーション専門職の養成推進フォーラムを開催いたしました

 平成27年10月31日(土)長崎大学医学部良順会館にて「高度リハビリテーション専門職の養成推進フォーラム」を開催いたしました.
本フォーラムでは,公益社団法人 日本理学療法士協会会長の半田一登先生,一般社団法人 日本作業療法士協会会長の中村春基先生をお招きし,「理学療法士・作業療法士における現状の課題と今後の展望~大学教育における学内・リカレント教育の融合に向けて~」をテーマに開催いたしました.
長崎大学医学部保健学科長 田中悟郎の挨拶にて開会し,本事業のプロジェクトリーダーである保健学実践教育研究センター 井口茂より,「臨床指導者養成教育コース」と「地域包括ケア人材養成コース」のカリキュラム内容と今後のタイムスケジュールについて説明がなされました.
講演①では,半田一登先生より「今後の医療・介護の動向に適応できる理学療法士の育成」と題し,現状の理学療法士養成における課題や今後の展望,日本理学療法士協会としての考えや取り組みの方向性についてご講演いただきました.
講演②では,中村春基先生より「生活の再構築と社会参加に向けた作業療法士の役割~生活行為向上マネジメントの活用~」と題し,生活の再構築と社会参加を促進するために,現在,日本作業療法士協会が力を入れて取り組んでいる生活行為向上マネジメントの有用性についてご講演いただきました.
最後に,半田一登・中村春基両協会長にご登壇いただき,今後の理学療法士・作業療法士のあるべき姿や方向性についてディスカッションが行われ,熱いメッセージを発信していただきました.
当日は,理学療法士・作業療法士の皆様を中心に163名の方にご参加いただき,非常に有意義なフォーラムとなりました.最後に,長崎大学理事・副学長の松坂誠應の挨拶をもって,盛況のうちに終了いたしました.
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました.




2015.09.08

北海道大学を訪問しました

 臨床実習にクリニカル・クラークシップを導入されている北海道大学医学部保健学科作業療法学専攻へ訪問をさせていただき、八田 達夫教授より、導入に至った経緯や、導入の経過、実習施設や学生からの感想・意見等を伺いました。また、従来の臨床実習での課題や、実習の在り方についてもご意見をいただき、とても有意義な視察となりました。
本プログラムの「臨床指導者養成教育コース」では、臨床実習指導の方法のひとつとして、クリニカル・クラークシップについての講義やフォーラムを予定しており、今回の学びを活かしていくとともに、今後もご協力いただきたいと考えています。




2015.08.10

大阪府立大学を訪問しました

 お盆前の8月10日に大阪府立大学へ2回目の訪問をさせていただきました。
 今回は、長崎大学での「課題解決型高度医療人材養成プログラム」内容を報告し、臨床実習教育及び地域包括ケアシステムに貢献できる人材育成の方法について意見交換を行いました。
 臨床実習教育では実習施設の指導方法はもとより、学内教育の充実が必要であること、地域包括ケアシステムに関しては、養成後の行政・地域包括支援センターとの連携の重要性について議論し、時間も忘れ3時間以上のディスカッションとなりました。
 視察終了後も時間外の意見交換もでき、有意義な視察となりました。




2015.07.11

地域包括ケア人材養成コース推進フォーラムを開催しました

 平成27年7月11日(土)長崎大学医学部保健学科にて「地域包括ケア人材養成コース推進フォーラム」を開催しました。
長崎大学医学部保健学科長 田中悟郎のあいさつにて開会し、本事業のプロジェクトリーダーである保健学実践教育研究センター 井口茂より、本コースのカリキュラムの説明がなされました。
その後、大阪府大東市保健医療部 高齢支援課の理学療法士 逢坂伸子先生より「地域包括ケアシステムにおけるリハビリテーション専門職の役割」と題し、ご講演いただきました。地域で求められるセラピストの役割や視点について、大東市の事例を交えながらお話をしていただきました。その後のシンポジウムでは、長崎県保健福祉部長寿社会課 田島玲悟先生より「長崎県における地域包括ケアシステム構築に向けた取り組み」、佐々町地域包括支援センター 江田佳子先生より「地域包括支援センターの立場からみたリハビリテーション専門職の役割」、長崎県居宅介護支援専門員連絡協議会 榎本哲子先生より「ケアマネジャーの立場からみたリハビリテーション専門職の役割」というテーマでご講演いただき、地域包括ケアシステムの中でのリハ専門職の役割について、行政、関係機関の立場からご提言をいただきました。会場からのご質問にも丁寧に答えていただき、有意義なディスカッションが行われました。
当日は、理学療法士、作業療法士の皆様を中心に176名の方にご参加いただき、会場の定員を超過したため、サテライト会場を設置し、2会場での開催となりました。本学科としては初の試みでしたが、みなさまのご協力により、大きなトラブルなく進行することができ、最後に、長崎大学 理事・副学長 松坂誠應のあいさつをもって、盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。




2015.03.28

キックオフシンポジウムを開催しました

 平成27年3月28日(土)長崎大学文教キャンパススカイホールにて「高度リハビリテーション専門職養成教育プログラム キックオフシンポジウム」を開催しました。
長崎大学長 片峰茂のあいさつにて開会し、まず、本事業のプロジェクトリーダーである、保健学科保健学実践教育研究センター 井口茂が、本プログラムの概要を報告いたしました。
その後、日本リハビリテーション病院・施設協会会長 栗原正紀先生より、「これからの医療・介護に求められるリハ職の役割と課題」と題しご講演をいただきました。後半のシンポジウムでは、本学が実施したアンケートをもとに、「臨床実習における課題」、「地域包括ケアシステムにおける理学療法士・作業療法士の役割と課題」について、ディスカッションしました。
ご講演の内容や、シンポジウムでいただいたご意見を今後のプログラムに活かし、よりよい教育へつなげていく所存です。
本シンポジウムには、理学療法士・作業療法士のみなさまを始め、臨床実習や地域包括ケアに関わる教員や事務職の方など、126名の方にご参加をいただき、最後に、田中悟郎保健学科長のあいさつをもって、盛況のうちに終了しました。ありがとうございました。




2015.03.17

茨城県立医療大学・慶應義塾大学病院を訪問しました

 平成27年3月17日 茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科の大橋ゆかり教授を訪問させていただきました。茨城県立医療大学では、筑波大学との協働により、文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」採択事業「多職種連携医療専門職養成プログラムCoMSEP」がスタートしており、本学のプログラムの概念とも共通する部分があります。今回は、臨床実習教育に関して、情報交換を行い、貴重なご助言をいただきました。
3月18日には慶應義塾大学病院リハビリテーション科理学療法士の小林賢先生を訪問させていただきました。学生教育、臨床指導者養成などについて、臨床の立場から今後の臨床実習の在り方について、ご意見をいただきました。
今後のプログラムに活かすとともに、今後もご協力をいただきたいと考えています。
お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。




2015.03.16

茨城県立健康プラザを訪問しました

 平成27年3月16日 茨城県立健康プラザの大田仁史先生を訪問させていただきました。大田先生は、終末期リハ・地域リハ等、各方面でご活躍されており、シルバーリハビリ体操の考案者でいらっしゃいます。(http://www.hsc-i.jp/04_kaigo/top.htm
先生の多様なご経験に基づく地域リハの在り方などを拝聴し、より質の高いリハ専門職の育成の重要性を再認識いたしました。今後のカリキュラム作成等に活かしていきたいと思います。




2015.03.10

大阪府立大学を訪問しました

 平成27年3月10日 大阪府立大学地域保健学域総合リハビリテーション学類を訪問させていただきました。文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」では、理学療法士・作業療法士を対象としたものとしては、本学ならびに大阪府立大学の2校が選定されており、大阪府立大学では、平成26年度より「コア・プロジェクト-在宅ケアを支えるリハビリ専門職の育成―」が開始されています。(http://www.core.rehab.osakafu-u.ac.jp/
今回、両校のプログラムの概要や進捗状況を確認し、有意義な情報交換をすることができました。今後もより良いプログラム推進に向けて連携をとりながらすすめていくことを確認しました。
大阪府立大学の先生方には年度末のお忙しい中、お時間を作っていただきました。ありがとうございました。




2015.02.27

「臨床実習に関するアンケート」および「地域包括ケアに関わるリハ職に対するアンケート調査」

 今回,「臨床実習に関するアンケート」ならびに「地域包括ケアに関わるリハ職に対するアンケート調査」を実施しました。
「臨床実習に関するアンケート」は、H26年度に長崎大学保健学科理学療法学専攻・作業療法学専攻学生の臨床実習を受け入れていただいた施設に送付し、回収率はPT 94.1%(32/34施設)、OT 90.5%(38/42施設)でした。
「地域包括ケアに関わるリハ職に対するアンケート調査」は、県内52ヶ所の地域包括支援センターに送付し、回収率は61.5%(34/52センター)でした。
 ご多忙に関わらず、ご協力いただいたみなさまには深く感謝いたします。

臨床実習に関するアンケート
地域包括ケアに関わるリハ職に対するアンケート調査