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■ハイハイは重要



小児班は,その名の通り子ども,特に正常(定型)発達について研究を行っています。
特徴としては,メンバーが長崎市近郊の医療機関で小児の(リ)ハビリテーションに関わっているセラピストで,しかも小児専門の施設勤務ではなく,一般の大人を対象としたリハビリテーション業務を行いつつも子どもの臨床を行っているということです。

研究としては,赤ちゃんが発達の過程でどのように学習を進めているかを,特に「ハイハイ動作」に着目して検討しています。「ハイハイ動作」に着目したのは,ハイハイが人生初期の自発的な移動動作であり,歩行の獲得に向けて腹這い → 四つ這い → 高這いと重心位置をあげながら質的に大きな変化をすること。その背景には多彩な学習がなされると考えたからです。
また,ハイハイは発達のマイル・ストーンとして挙げられることが多いわりに十分な検討がなされておらず,「ハイハイをしないんですが・・・」というお母さん方の質問に科学的な根拠を持った回答がし難いというのも動機の一つです。

長崎市近郊の保育園や卒業生の協力を得て,赤ちゃんの腹臥位での活動を継続的に動画記録しています。現在は,その動画の分析方法について開発を行っています。





「2016/11/19up]













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