プロジェクト｜長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻保健科学分野（神経内科学）佐藤研究室

プロジェクトについて

私は地域及び神経難病を解決するために、患者さんの診断・治療が主体であります。
多くの神経内科・リハビリテーションの先生方にお話していく中で、3つの考え方が原則であり、これが私達の大学の学科の使命と考えています。

1.	神経疾患ほど問診・診察が重要な疾患はない。又、医師や医療従事者は患者に敬意を払うという態度で診療すべきである。
2.	原因を究明しその原因について分析し診断治療法を見つける努力をし続ける。　（長崎から世界へ向けた仕事を！）
3.	作業療法・理学療法・リハビリテーション医は今後、 EBM（Evidence-based-Medicine）を目指し診察を行っていく。

プロジェクト内容

１）長崎県・長崎市における認知症診療の向上プロジェクト
長崎県、長崎市において認知症対策は医療が解決しなければいけない重要な課題である。今後、認知症対策は、神経内科医・精神科医・脳外科医・リハビリテーション医・理学療法士・作業療法士・介護士・行政などが、一丸となって取り組んでいかなければいけない。認知症診療に係る医師、リハビリテーション、介護スタッフが勉強会を通してレベル向上を目指していく。現在、長崎市医師会と協力して勉強会をH23年（2011年）より開始してきました。2015年より多くの製薬会社の協力により多種連携の勉強会を始めました。

１）長崎県・長崎市における認知症診療の向上プロジェクト

長崎県、長崎市において認知症対策は医療が解決しなければいけない重要な課題である。
今後、認知症対策は、神経内科医・精神科医・脳外科医・リハビリテーション医・理学療法士・作業療法士・介護士・行政などが、一丸となって取り組んでいかなければいけない。認知症診療に係る医師、リハビリテーション、介護スタッフが勉強会を通してレベル向上を目指していく。現在、長崎市医師会と協力して勉強会をH23年（2011年）より開始してきました。2015年より多くの製薬会社の協力により多種連携の勉強会を始めました。

２）プリオン病の診断と治療の開発（長崎大学・院・感染分子解析学、プリオン病サーベイランス委員会、プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する研究、ヨーロッパプリオン病の研究チーム（JPNDとの共同研究））
プリオン病は、脳内に存在する正常型プリオン病が何かの誘因によって異常型プリオン蛋白に変換され、その異常プリオン蛋白が蓄積し神経細胞を障害することによって発症する進行性・難治性・致死性疾患である。プリオン病の診断には髄液検査・画像検査・脳波検査がある。この3つの検査のうち髄液検査、画像検査のプロジェクトを進めています。画像検査については徳島大学・岩手医科大学・東京医科歯科大学と多施設共同研究を行い、プリオン病の画像診断のプロジェクトを進めています。骨髄液検査については、唯一日本のプリオン病の髄液の検査センターとして担っており又、ヨーロッパ、アジア、アメリカとの共同研究を進めています。さらに現在まで治療法のなかったプリオン病の治療薬のスクリーニングを長崎大学感染分子解析学との共同研究で進めており、特にプリオン病の治療の評価スケールについての研究を進めている。

２）プリオン病の診断と治療の開発
（長崎大学・院・感染分子解析学、プリオン病サーベイランス委員会、プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する研究、ヨーロッパプリオン病の研究チーム（JPNDとの共同研究））

プリオン病は、脳内に存在する正常型プリオン病が何かの誘因によって異常型プリオン蛋白に変換され、その異常プリオン蛋白が蓄積し神経細胞を障害することによって発症する進行性・難治性・致死性疾患である。
プリオン病の診断には髄液検査・画像検査・脳波検査がある。この3つの検査のうち髄液検査、画像検査のプロジェクトを進めています。画像検査については徳島大学・岩手医科大学・東京医科歯科大学と多施設共同研究を行い、プリオン病の画像診断のプロジェクトを進めています。骨髄液検査については、唯一日本のプリオン病の髄液の検査センターとして担っており又、ヨーロッパ、アジア、アメリカとの共同研究を進めています。
さらに現在まで治療法のなかったプリオン病の治療薬のスクリーニングを長崎大学感染分子解析学との共同研究で進めており、特にプリオン病の治療の評価スケールについての研究を進めている。

３）HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）の病態解明、治療法の開発（長崎国際大学・中村龍文教授との共同研究）
HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）は西九州（長崎県）・南九州(熊本県・鹿児島県)に多い地方病である。HAMの原因はHTLVーⅠウイルスであるが、HAMの発症メカニズムについては未だ不明である。我々は長崎国際大学・中村龍文教授との共同研究をすすめ、HAMに対する病態解明と治療法の開発を勧める研究を行っています。

３）HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）の病態解明、治療法の開発
（長崎国際大学・中村龍文教授との共同研究）

HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）は西九州（長崎県）・南九州(熊本県・鹿児島県)に多い地方病である。HAMの原因はHTLVーⅠウイルスであるが、HAMの発症メカニズムについては未だ不明である。我々は長崎国際大学・中村龍文教授との共同研究をすすめ、HAMに対する病態解明と治療法の開発を勧める研究を行っています。

４）HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）患者に対するロボットスーツHALによる歩行改善
長崎県・鹿児島県で診療しているHAM患者は発症から20年以上立ち、自立歩行が難しくなっています。昨年HAM患者に対するロボットスーツHALが保険適応となり、このロボットスーツHALを利用したリハビリテーション効果が望まれています。今回HAM患者に対するロボットスーツHALの効果についてリハビリテーションでの影響を研究しています。

４）HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）患者に対するロボットスーツHALによる歩行改善

長崎県・鹿児島県で診療しているHAM患者は発症から20年以上立ち、自立歩行が難しくなっています。昨年HAM患者に対するロボットスーツHALが保険適応となり、このロボットスーツHALを利用したリハビリテーション効果が望まれています。今回HAM患者に対するロボットスーツHALの効果についてリハビリテーションでの影響を研究しています。

５）HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）患者に対する褥瘡予防（長崎大学病院脳神経内科外来看護師　浦めぐみ）
長崎県・鹿児島県で診療しているHAM患者は発症から20年以上立ち、自立歩行が難しくなっています。昨年HAM患者に対するロボットスーツHALが保険適応となり、このロボットスーツHALを利用したリハビリテーション効果が望まれています。今回HAM患者に対するロボットスーツHALの効果についてリハビリテーションでの影響を研究しています。

５）HTLVーⅠ関連脊髄症（HAM）患者に対する褥瘡予防
（長崎大学病院脳神経内科外来看護師　浦めぐみ）

６）ラット中大脳動脈塞栓モデルマウスに対する経動脈的骨髄間葉系細胞投与に関する再生医療への挑戦（脳外科との共同研究）
脳梗塞に対する間葉系幹細胞移植は機能回復に向けた新たな治療法として注目されています。一方、脳卒中の臨床においては血管内治療の発展が目覚ましい。血管内治療のテクニックを用いれば血管の支配領域に選択的に細胞を移植できるため、より効果的な幹細胞治療が実現する可能性がある。しかし、その有用性、移植タイミングについては報告が少なく臨床応用に向けて更なる検証が望まれる。そこで我々は脳梗塞に対する間葉系幹細胞の経動脈的移植の有用性、移植タイミングについて基礎的検討を行っています。

６）ラット中大脳動脈塞栓モデルマウスに対する経動脈的骨髄間葉系細胞投与に関する再生医療への挑戦
（脳外科との共同研究）

脳梗塞に対する間葉系幹細胞移植は機能回復に向けた新たな治療法として注目されています。一方、脳卒中の臨床においては血管内治療の発展が目覚ましい。血管内治療のテクニックを用いれば血管の支配領域に選択的に細胞を移植できるため、より効果的な幹細胞治療が実現する可能性がある。しかし、その有用性、移植タイミングについては報告が少なく臨床応用に向けて更なる検証が望まれる。そこで我々は脳梗塞に対する間葉系幹細胞の経動脈的移植の有用性、移植タイミングについて基礎的検討を行っています。