国際交流

2017年2月26日-3月7日: 英国・オランダ研修
2016年度ヨーロッパ保健学研修
英国・ロンドンでは、英国の国民保健サービス(NHS)の仕組みについてレクチャーを受け、キャサリン妃が出産されたSt Mary's Hospitalのバースセンター(NHS病院)およびPortland Hospital(プライベート病院)を見学し、それぞれの施設環境やサービス内容について学びました。 児童虐待防止協会(NSPCC)において、 英国における児童虐待防止活動について学びました。今回は、NSPCCの虐待に関連するアーカイブの収集・管理、および大人を対象としたHelplineと18歳未満の子どもを対象としたChildlineといった電話やオンラインを利用した相談機能についてレクチャーを受けました。 また、Children’s centreでコミュニティベースの子育て支援活動について学んだグループと、マギーズセンターにおいてがん患者の支援について学んだグループに分かれて研修を受けました。がん患者と支援者のための「自分を取り戻せるための空間やサポートの場」として、2016年に、東京にも「マギーズ東京」が開設され、注目されています。 オランダでは、産褥看護師として活動する日本人看護師の案内により、地域助産師グループの活動およびオランダの助産師教育についてレクチャーを受けました。また、学生2名は、地域助産師が行う家庭訪問にも同行させてもらいました。オランダ在住の日本人ママらとの座談会では、オランダでの妊娠・出産・子育て経験についてお話を伺うことができました。   オランダでは2002年から安楽死が合法化されていますが、安楽死協会(NVVE)で、オランダの安楽死に関する法制度と課題についてレクチャーを受けました。安楽死に関する多様な価値観や議論を通して、自らの医療者としての倫理観について考える良い機会になったと思います。  ビュートゾルフ(地域包括訪問ケア)では、訪問看護師からオランダの地域包括訪問ケアについてレクチャーを受けました。ビュートゾルフでは、リーダーや管理職を置かず、それぞれのスタッフに裁量権が与えられており、チームでトータルケアを実践しています。 研修参加を通じて、日本とは異なる保健医療サービスの提供体制や保健医療人材教育システムを学ぶことで、日本のことも更に学ぶ意欲が高まり、また理解も深まったことと思います。  
2015年度3月:オランダ・英国研修(報告・写真パネル)写真パネルPDF-PDF:604KB